椅子には人が座ったままの状態を保持する機能がありますが、この機能を維持するのに最も重要なのは、バックフレームで又一番荷重が掛かるところです。

1、バックフレーム後方負荷耐久テスト

ボートイスのフレームを、テスト用取り付け台に取り付けてバックのパイプフレームの一番高いところで後方に40kgf(392N)の荷重を36000回加える。

ボートイスを取り付けた取り付け台を縦にしてプレス台に取り付け、上から下に63.5kgfの荷重(私の体重)を加える。
耐久回数は、荷重の割合から 5670回に変更して行う。

km

このテスト方法は測定器具が必要で人力でテストするにはフレームが破損した場合に危険が伴うので、下記のようなテスト方法に変更しました。

結果

爽快ボートイス テストレポート

ボートイスを取り付け台に取り付け、ロック解除してバックを倒しロックさせ次にロック解除してバックを起こしバックをロックさせる。これを1ストロークとし、1000ストローク作動させる。

余裕率を20%とって6800回までテストを行ったが、テスト後破損、亀裂等の不具合は見当たらず、耐久性は十分である。

2、ロック作動耐久テス

ロック解除してバックを倒す。

倒してロックさせる。

ロック解除してバックを
起こしロックさせる。

結果

ロックプレートの回転軸にグリスを塗布する必要がある。
グリスを塗布すれば、ロックの耐久性は十分にある。